BLOG / Fleeting Joys × WEAREALLANIMALS 7.23(FRI) OUT
6月末に情報を解禁しておりました“Fleeting Joys”とのコラボレーションTシャツが7月23日金曜日18時より販売を開始する事が決定しました。
正式に発売日が決まりましたので、今回のコラボレーションに関して改めてご紹介させていただきます。
【Fleeting Joys】
2006年にリリースしたデビューアルバム「Despondent Transponder」がシューゲイザー・ファンの間で話題となり、米国のみならずイギリス日本を中心に知名度が急上昇。
その後Portisheadのメンバーが立ち上げたレーベル”invada records”のコンピレーシンにKyte、Amusement Parks On Fire、Ulrich Schnaussと共に楽曲が収録され、一躍ネオ・シューゲイザーの新鋭としてU.Kでも注目される存在に。
2009年セカンド・アルバム『Occult Radiance』をリリースし、2010年にはChapterhouse、Ulrich SchnaussやRadio dept.などとの日本ツアーを成功させる。
その後シングルを2曲リリースした後に何の情報も無く2019年7月突如新作『Speeding Away to Someday』を自身のbandcampのみで発表。
シューゲイズというジャンルに関して詳しくはウィキペディアを見ていただければと思いますが、インディー・ロックのサブジャンルという括りで見るとそれほど大きなムーブメントではなく、かなりコアなジャンルと思います。
80年代、Jesus and Mary Chainが作った「Just Like Honey」に代表されるノイジーながら美しいギターサウンド、そしてその後My Bloody Valentineがリリースしたアルバム「LOVELESS」によりシューゲイザーサウンドは確立されたものとなります。
しかしながら「LOVELESS」がシューゲイズというジャンルでは完璧すぎる出来だったこともあり、そのインパクトを超えるバンド・楽曲はなかなか出なかったことや、90年代中ごろからのブリットポップのブームの影に隠れジャンルとしては衰退していきます。
その後2000年代に入りリバイバルブームの流れを受け、シューゲイズサウンドもニューゲイズと呼ばれる新世代のバンドも現れ、再び注目を集めることになっています。と、言ってもあくまでコアなジャンルであることは変わりないとは思います。
そんなニューゲイズの盛り上がり中で、My Bloody Valentineの再来と評価されたのが今回コラボレーションすることになったこのFleeting Joysです。
どのバンドに似ているという評価は、どちらのバンドにとっても少しリスペクトに欠ける表現であることは承知していますが、Fleeting Joysの美しい轟音、幻想的なボーカル、そして疾走感。これは初めてMy Bloody Valentineの楽曲を聴いた時のような感動がありました。
また、ただ似ているということではなく、Fleeting Joysのサウンドよりクールで心地良く、ジャンルが成熟された事で出来上がったサウンドであると思います。
そんな彼らのサウンドにすっかりハマってしまい、1ファンとして音楽を聴いてきました。
WAAAのコンセプトは過去に焦点を当てるだけでなく、そこから繋がる“今”も大切にすること。
まさに今回のコラボレーションは過去と今を繋いだコラボレーションです。
これをきっかけにFleeting Joysのサウンドを少しでも多くの方に聴いてもらえればと思います。
デザインはデビューアルバム、「Despondent Transponder」のアートワーク(ブラックボディ)と、彼らがバンド結成初期のカセットデモのためにハンドメイドで作製したアートワーク(ホワイトボディ)を使用し、WAAAオリジナルのアートワークにアップデートした2型をリリースします。
ブラックのみバックプリントが入ります。
ボディはWAAAオリジナルのボディを使用し、プリントはあえてしっかり乗せずに着古したような風合いが出るよう調整しました。
色々と要求してしまったのですが、彼らもこのコラボレーションを前向きに楽しんでくれたました。
このバンドを知っていた方はもちろんなのですが、知らなかった方にもこれをきっかけにこの知ってもらい、このTシャツを着ていただけると嬉しいです。
価格はどちらも11,000円(税込)となります。
発売日である23日以前のご予約や問い合わせも気軽にしてください。
宜しくお願いします。
上記商品はこちらからご覧ください。