当店ではUSEDの商品も販売していますが、今回はその中でも【FOTOFOLIO】に関して書きたいと思います。
その前にすっかりウェブサイト内でブログやニュースの更新が滞っており申し訳ございません!今後は定期的に書いていきます。
ニュースに関しては入荷予定&入荷したての新作の最新情報、イベント情報をいち早くお届けし、ブログ/フィーチャーのカテゴリでは商品に関して掘り下げた内容や、特別な企画を発信していきたいと思います。
さて、本題に戻ります。
近年の、特に80、90年代のバンドTやムービー、アート界隈のTシャツの盛り上がりも相まって数年前から注目度が急上昇したFOTOFOLIO。元々は歴史写真などのポストカードを出版する会社として1976年にスタートしました。
その後さまざまなアーティストと協力して作品をギフト化し、美術館などのミュージアムショップで販売されることで有名になりました。
これまでの歴史で、リチャード・アヴェドンやロバート・メイプルソープなど現在でも人気の高い多くのアーティストの商品を扱っています。
写真は創設者のJULIETTE GALANT氏
そんなFOTOFOLIOが90年代に発売していたTシャツが市場に出回り、前記したようなUSEDTシャツの盛り上がりの中で注目され現在に至っています。
当店で扱っている商品もその90年代のデッドストック品です。
早速ではありますが紹介させていただきます。
オーストラリア出身の写真家ANTON BRUEHLの作品をプリントした1枚。
あのMoMAにも彼の作品は貯蔵されています。
ボディは90年代のフルーツオブザルーム。サイズLとXLでございます。
JAMES VANDER ZEE “COUPLE/RACCOON COATS”
James Vander Zeeは黒人コミュニティーの記録に功績を残した写真家として知られる写真家。
そのリアルで輝く被写体に高い評価と功績は後世に影響を与え、Jean-Michel Basquiatのポートレートは「SUPREME(シュプリーム)」とのコラボレーションで使用されています。
こちらもボディはフルーツです。サイズはXLのみとなります。
KIKI SMITHは西ドイツ出身のアメリカ人アーティスト。
性別、出生、再生をテーマとして取り上げた作品をリリースしています。
1980年代後半から1990年代初めの彼女の比喩的な作品は、 エイズや性などのテーマに直面していましたが、近年の作品は自然と人間の関係を描いています。
こちらもフルーツボディ。サイズはXLのみとなります。
主にイタリアで活動し、シチリアの田園を舞台に、古代ギリシャ・ローマ世界をイメージした牧神などに扮した少年のヌード写真の作品などでよく知られている写真家です。
現在では作品に対して、モデルの優美な構図と抑制された照明の使用法に関して高い評価を得ており、作品の高い芸術性を表現するために、フィルターの巧みな使用とモデルにほどこしたボディ・メイクアップ術の採用に関しても注目されています。
こちらも同じくボディはフルーツです。
DANNY LYONは1942年ニューヨークのブルックリン生まれ。
1963年に学生非暴力調整委員会のカメラマンとなり南部の公民権運動の撮影を行い、1964年に写真集 "The Movement"(Simon&Schuster,NY,1964)を発表。
その後60年~70年代にかけて価値観が激動するアメリカの社会と文化を被写体の内側から撮影するようになります。
65年から66年にかけて社会のアウトローであるバイカーに興味を持ち、実際に“シカゴ・アウトローズ” の一員となり集団の内側からバイカーたちのライフスタイルをスナップ・ショットで撮影しました。
一連の作品は後に写真集"The Bikeriders"(The Macmillan,NY,1968)にまとめられています。
こちらはアンヴィルのボディでサイズはLのみです。
フルーツと比べるとやや細身な感じです。
BILL VIOLA “CROSSING WATER”
BILL VIOLAは1951年ニューヨーク生まれ。
ナム・ジュン・パイクとともにビデオ・アートジャンルを代表するアーティストです。
人間の意識と経験、誕生、死、愛、感情、一種のヒューマニストの精神性を中心テーマとした作品を発表しています。
こちらもフルーツボディで、XLのみです。
以上となります。
基本的にLかXLサイズですので、オーバーサイズ気味に来てもらえればと思います。
こちら全てデッドストックですので、水通してもらうと着丈に縮みが出るかと思います。商品ページ上の実寸は未洗の状態で計測してますのです。
単純にデザインで選んでもらえればと思いますが、個人的に90年代のアメリカ製のボディというのは今後価値が確実に上がりますし、押さえておいても損はないんじゃないかなと思います。
Tシャツきっかけでアーティストについて調べてみるというのも良いですね。